皆さんこんにちは
カーライフステーションの早坂です。
今回はよくお問い合わせをいただく車のパンクのトラブルについて、対処法をご紹介します。
車に乗っていると不意に起こるパンク。
焦らないためにも前もって対処法を覚えておきましょう。
この記事でわかること。
- パンクの対処法
- パンク時にやってはいけないこと
- パンクの原因
- パンクの予防方法
順番に解説していきます。
パンクしたときの対処方法
パンクが起きたときや、パンクが疑わしい時は焦らずに次の順番で対処しましょう。
- 車を安全な場所に停車させる
- パンクの応急処置をする
- 近くの車屋などでタイヤを交換する
それぞれ簡単に説明していきます。
車を安全な場所に停車させる
車がパンクした際、パンクの仕方によっては操縦が困難な状況にあることもあります。
そのまま運転するのは非常に危険ですので、駐車場や空き地など、難しければ路肩など、なるべく安全な場所に車を停車させましょう。
周囲の安全が確保できたら、次は応急処置をしていきます。
パンクの応急処置をする
まず初めに、パンクの状況を確認しましょう。
パンクしているのが1本だけならそのまま応急処置に。
2本以上パンクしている場合は、応急処置だけで対処は難しいため、ロードサービスを使いましょう。
ご自身の車の状況、また、ご自身ができることに応じて3つの方法が取れます。
- パンク修理キットを使用する。
- スペアタイヤ(テンパータイヤ)と交換する
- ロードサービスを呼ぶ
順番に説明していきます。
パンク修理キットを使用する
今どきの車は、コスト削減のためスペアタイヤ(テンパータイヤ)を積んでいない車がほとんどです。
その代わりに車に積んであるのがパンク修理キットです。
結論を先にお伝えすると、修理キットの使用はお勧めしていません。
一概には言えませんが、ホイールが使用できなくなり新しいものと交換が必要になってしまうことがあるためです。
数千円で済んだパンク修理が、数万円の交換に変わってしまうかもしれない、と聞けばその違いが判るでしょう。
あくまで最後の手段としてお使いください。
応急処置のやり方は次の通りです。
- 修理材をパンクしたタイヤに流し込む
- 付属のコンプレッサ(空気入れ)でタイヤに空気を入れる
- 10分程度走行し、修理材をなじませる
この3点です。
要所要所で注意する点はありますが、細かい部分はお手元の取扱説明書をご参照ください。
応急処置が完了し、空気が抜けないことを確認したら、車屋へ持ち込みパンク修理を行ってください。
スペアタイヤと交換する
昔の車やオプションでスペアタイ
ヤ(テンパータイヤ)を搭載している車は、タイヤの交換で応急処置をします。
やり方の流れは次の通りです。
- 車体をジャッキで持ち上げる
- ナットを緩め、パンクしているタイヤを外す
- スペアタイヤ(テンパータイヤ)を取り付けナットを締める
- ジャッキで車体を下ろす
タイヤの交換は難しいものではありません。
現在は少なくなりましたが、まだ教習所でやり方を教えているところもあります。
慣れていないと数時間かかることもありますが、個人で行えるものです。
ただ、失敗してしまうと自走できなくなる。重大な事故につながる恐れもありますので、
不安な方はロードサービスを使用しましょう。
ロードサービスを使用する
上記の方法で対処できなかった場合は、ロードサービスを使用しましょう。
ご自身で加入している自動車保険のオプションに、無料のロードサービスがついている場合もあります。
まずは保険会社へ連絡してみるのが間違いないです。
その際に、代車特約が付いているかも確認しましょう。
代車特約が保険についていれば、レンタカーの貸し出しも行ってくれます。
真夜中など時間外のトラブルでも、あせらずゆっくり対処できるためとても重要です。
保険会社に電話がつながったら、車が自走できないことを伝えて、自分の居場所を伝えます。
そうしたら、あとは待っていればレッカー部隊が駆け付けてくれます。
レッカー部隊が到着し次第お近くの工場へ車を搬送してもらい、そこで修理を受けましょう。
当社カーライフステーションは、レッカー搬送時の受け入れ先でもあります。
当店のお近くでパンクしてしまった際は、是非搬送先としてご指定ください。
ここまではパンクしたときの対処方法を説明しました。
次に、パンクしたときにやってはいけないことを説明します。
パンク時にやってはいけないこと
パンクしたときには、いくつかやってはいけないことがあります。
- パンクしたまま走り続ける
- タイヤに刺さってる異物を引き抜く
- 車の往来する近くで作業する
この3つが主にやってはいけないことです。
簡単に説明します。
パンクしたまま走り続ける
パンクした状態で走り続けると、タイヤのホイールにダメージが入ります。
パンクを適切に対処できれば、タイヤのゴム交換だけで済むケースも多いですが、
ホイールがだめになってしまうとホイールごと交換する必要が出てきてしまいます。
数千円で済んだかもしれない修理が、数万円になってしまう可能性があります。
また、パンクした状態での車の運転は、思うような操縦ができないため非常に危険です。
追突事故など、命を落とす危険性もあるため決して行わないようにしてください。
パンクしたときは、速やかに安全な場所に車を止めて、応急処置をしてから走るようにしましょう。
タイヤに刺さってる異物を引き抜く
これもパンクしたときにありがちなミスです。
刺さっている異物は、ある種の栓の役割を果たしています。
これを引き抜いてしまうと、ぽっかりと大穴が空いてしまうため空気が一気に抜けてしまいます。
こうなると、修理キットでは対処できなくなってしまうこともあり、自力でパンクに対処できなくなってしまいます。
引き抜きたい気持ちはわかりますが、ぐっとこらえてそのままの状態で応急処置を行いましょう。
車の往来する近くで作業する
これは、パンクの対処というより、二次被害を防ぐための注意ポイントです。
駐車場など、車の往来が少ないところならまだいいですが、
道路の隅っこでパンク修理の作業をするなど、往来の激しいところでの作業は追突事故の原因になります。
場合によっては命を落としてしまうことにもつながるため、安全が確保できない場所では決してパンクの応急処置はしないでください。
パンクの原因
パンクが起こる代表的な原因は3つです。
異物を踏む
これがパンクの理由堂々第一位です。
硬いものを踏んでしまった。
縁石に乗り上げた。など。
何かしらを踏んでしまったことで、タイヤに亀裂ができてパンクしてしまうケースです。
程度にもよりますが、簡単なパンク修理で対応できることも多く、
対処方法を間違えなければその後も乗り続けることができる可能性が高いです。
空気圧の調整不足
これは高速道路を走行中など、高速域での走行時に起こりやすい現象です。
タイヤの中には空気が入っています。
運転をしているときはもちろん、運転していなくても自然と空気は抜けていきます。
自転車と同じですね。
タイヤの空気が少ない状態で走行すると、タイヤのゴムが大きく変形をした状態で走行することになります。
本来接地しない部分が設置し、余計な摩擦を発生させる。
それが高速域になると熱を帯びてきますので、骨格部分が損傷しひび割れやタイヤのバースト(破裂)につながります。
普段あまり車に乗らない人や、こまめな点検をしていない人にありがちなパンクの理由です。
タイヤのゴムの劣化
これは、同じタイヤを長く使い続けている方に起こりやすいパンクです。
タイヤの材質はほとんどがゴムでできています。
ゴムは時間が経つにつれて弾力性を失っていき、どんどん硬くなっていきます。
そうすると、伸び縮みの動きに柔軟に対応できなくなり、
亀裂やひび割れなどが起こってきます。
古い輪ゴムがちぎれやすくなるのと同じイメージです。
これにより、タイヤのグリップ力が無くなり雨の日のスリップが起こりやすくなる。
表面がひび割れてパンクが起きる。
最悪の場合にはバースト(破裂)してしまうこともあります。
以上がパンクのよくある原因です。
ここからは、日ごろからパンクを予防できる方法についてご紹介します。
パンクを予防する方法
パンクを予防する方法で、簡単にできることをご紹介します。
- タイヤの空気圧をこまめにチェックする
- タイヤのローテーションを行う
- タイヤが古くなったら早めに新しくする。
代表的な方法がこの3つです。
タイヤの空気圧をこまめにチェックする
先ほど、タイヤの空気圧の調整不足でパンクが起きることがあると説明しました。
それを防止する簡単な方法は、空気圧をこまめに調節することです。
空気圧は近くの車屋や、ガソリンスタンドなどで行ってくれます。
当社カーライフステーションでも空気圧のチェックはすぐご案内できます。
空気圧だけチェックするよりも、合わせて点検もした方がより安心したカーライフを送れるため、
こまめな空気圧のチェックと一緒に点検もおすすめしています。
タイヤのローテーションを行う
タイヤのローテーションとは、名前の通りタイヤの位置を入れ替える(ローテーション)することです。
タイヤは、使い続けているとどんどんすり減っていきます。
人間の靴がそうであるように、タイヤも取り付けている位置、運転の仕方によってすり減り方が異なります。
それを均一にすり減るようにするというのがタイヤのローテーションの役割です。
タイヤのすり減り方が偏ると、走行性能が落ちるだけでなく、経年劣化が早まる原因にもなります。
走行距離にもよりますが、年に1度、法定点検に合わせてシーズンローテーションを行うのが良いでしょう。
タイヤが古くなったら新しいものに交換する
これは、そのままの意味です。
古くなったら新しいものに交換しましょうということです。
タイヤの耐久年数は、早いもので3年。
遅いものでも5年程度で交換時期となります。
上記で説明した通り、ゴムは時間経過で弾力を失っていくため、たとえ使っていなくても古くなったら交換する必要があります。
古くなったら新しいものに交換する。
これを意識するだけでもかなり違ってきます。
カーライフステーションなら、タイヤ交換のご案内もできますので、気になる方はぜひ金額も含めてお問い合わせください。
まとめ
今回はタイヤのパンク時の対処法のご紹介でした。
内容をまとめると
- パンクの対処は3通り。修理キット、スペアタイヤ、レッカー搬送のどれか
- パンクは何かを踏む、空気圧をほったらかし、経年劣化で起こる
- パンクを防ぐには、こまめな空気圧のチェック、ローテーション、新品への交換が重要
カーライフステーションでは、上記のトラブルすべてに対応できます。
お電話1本で最適な対応をご案内できますので、緊急時はぜひお電話ください。
皆様のお問い合わせをお待ちしております。
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