スタッフブログBLOG

あまり乗らない車は、なぜ調子が悪くなってしまうのか??

2022.1.16  ニューカー情報 

みなさんこんにちは!

岩槻インター店の吉田です👩🏻

 

 

年末年始、あまり乗っていない車を久しぶりに動かして遠くへ…!と思っていたら、車の調子が悪かった😨

なんて話、よく聞きませんか??

いざという時に車が動かないと、とても困りますよね💧

なぜ、車はあまり乗らないと調子が悪くなってしまうのか、お伝えして行きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車のエンジンは、シリンダーの中でピストンが上下運動をすることで動力を得る仕組みとなっています。

そのシリンダーもピストンも金属でできているので、そのままの状態では摩擦を起こしてしまいます。

それを防止するためにエンジンオイルによって潤滑されているわけです☝🏻

エンジンがかかっている状態であれば、つねにオイルポンプがシリンダー内にエンジンオイルを送り続けています。

ですが、エンジンが止まっていて、エンジンオイルがオイルパンに下がってしまっている状態からスタートすると、ほんのわずかな時間ですが、オイルが無い状態でピストンが動くことになります😨

ほんのわずかな時間ですが、金属と金属がこすれあうことになり、エンジン内部の摩耗による劣化をおこしてしまうんです。。。

この状態の事を、ドライスタートと呼ぶそうですよ🙄☝🏻

 

 

 

エンジン始動で問題になるのは、完全にエンジンオイルがオイルパンに落ちてしまっている状態からの再スタートです。

粘度のあるオイルといえど、時間がたてばどんどんオイルパンに下がってしまいます。

シリンダー内から完全にオイルがぬけきった状態でセルモーターを回すと、ドライスタートとなり、当然ながら摩耗が起こります💥

これを何度も繰り返すことによって、徐々にシリンダーの摩耗は進んで行くのです。

ドライスタートによってエンジン内部の摩耗が進めば、シリンダーの圧縮が抜けてしまってパワーダウンの原因となります🤦‍♀️!

また、燃焼室内にオイルが上がってしまってオイルが燃焼するようになったりし、オイルの燃焼によってマフラーから白い煙が出るようになり、オイルの減りも早くなります。

 

 

ここまでの説明で、ドライスタートがエンジンの寿命に大きく関係しているという事はお分かりになったと思います☝🏻

ただし、通勤などで毎日のように乗っている車であれば、ドライスタートの事を考える必要は全くありません!!!!

最低でも1週間に1度程度エンジンをかけていれば、ドライスタートによる摩耗がエンジンに大きく影響することはないです👍🏻

キャンピングカーなどのレジャーを目的として購入し、数か月に1度程度しか乗らないような車の場合は、ドライスタートによるエンジン内部ダメージを受ける可能性が高いため、注意が必要です💥💥💥

 

 

あまり乗らない車の場合でも、1週間~2週間に1度程度はしっかりとエンジンをかけて、近所周りを軽く走らせるだけでも十分に劣化防止になります🙆🏻‍♀️

また、オイルなども距離をあまり走っていなくても、1年に1回程度は交換をおすすめします!

面倒に感じるかもしれませんが、あまり乗らない車のメンテナンスもしっかり行っていきましょう🖐🏻