みなさん、こんにちは💁🏻♀️
カーライフステーション@carlife_station岩槻インター店の大塚です!
ニュースや新聞などで取り沙汰され、すっかり知名度があがった迷惑行為「あおり運転」。
今回はあおり運転の被害にあった時の対処法についてお話ししたいと思います!
Contents
あおり運転とは?
「あおり運転」とは、前方を走る車に対して進路を譲るように威嚇する・追い回す・嫌がらせをするなど、悪質かつ危険な行為の事を指します。
さらには、車体を幅寄せして進路妨害されたり、執拗にクラクションを鳴らされる、
前に割り込まれて急ブレーキを踏まれたなどの行為も「あおり運転」の被害内容の1つです。
2017年には 東名高速道路下り線において、 あおり運転を受けて停車していたワゴン車がトラックに追突され、ワゴン車に乗っていた夫婦が死亡・子どもを含む家族4名が負傷するという痛ましい事故が発生しています。
つい最近、道路交通法が改正され「あおり運転」に対する罰則が出来たのをご存じですか?
令和2年6月10日に公布された道路交通法の一部を改正する法律により、妨害運転(「あおり運転」)に対する罰則が創設されました。これにより、令和2年6月30日から、他の車両等の通行を妨害する目的で、急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反を行うことは、厳正な取締りの対象となり、最大で懲役3年の刑に処せられることとなりました。
また、妨害運転により著しい交通の危険を生じさせた場合は、最大で懲役5年の刑に処せられることとなりました。
さらに、妨害運転をした者は運転免許を取り消されることとなりました。
警視庁HP: 危険!「あおり運転」はやめましょう ─より
ある日突然、自分があおり運転を受けてしまったらどうしたらいいのか、身を守るために出来る対処法があります。
あおり運転を受けた時の対処方法は?
実際にあおり運転に遭ったときは冷静な対応を取ることが求められます。
間違っても、煽られたから煽り返すというのは、大変危険な行為ですので絶対にしないで下さいね🙆🏻♀️
あおり運転の被害を受けたときには、落ち着いてすみやかに以下の6つの対処法を取りましょう。
- 車線変更をして道を譲る
- 十分な車間距離を保つ
- 車の窓・ドアのカギを全て閉める
- その場で警察に110番通報
- 安全な場所へ避難・停車
- 記録に残す
①車線変更をして道を譲る
あまり速度を出さずに追い越し車線を走行していると、あおり運転のターゲットにされてしまうことがあるようです。
車間距離をつめてくる後続車を発見したら、車線変更してなるべく道を譲ってくださいね👌🏻
②十分な車間距離を保つ
後方にピッタリつけられて煽られかたと思ったら、前に割り込まれて急ブレーキをかけられたり…
あおり運転ではこのように、異常行動を繰り返して執拗に嫌がらせをしてくることがあります。
相手の動きが読めないときは、どのような行動をとられても危険を回避できるだけの車間距離を開けておくことが大切です。
③車の窓・ドアのカギを全て閉める
2019年に常磐自動車道で起きた、あおり運転をしてドライバーにケガを負わせた事件は記憶に新しいと思いますが、最近は車を降りて怒鳴ったり暴行を加えようとする人もいます。
相手が近寄ってきても絶対に鍵を開けてはいけません!✋
逆上した相手の言いなりになってドアを開けてしまうと危険なので、相手に異常な行動が見られたら、すぐに車の窓・ドアを閉めて車内に侵入されないようにしましょう。
④その場で警察に110番通報しましょう
幅寄せや割り込んでの急ブレーキなど、身の危険を感じた場合はすぐに、その場で110番通報しましょう。このような緊急時には、携帯電話の使用は道路交通法違反にはあたりません⚠
警察がくるまでドアのロックをし、身の安全を確保してください!
⑤安全な場所へ避難・停車
相手があまりにしつこい場合などは、近くのコンビニやガソリンスタンド、パーキングエリア、サービスエリアなど、人目の多いところに移動することが有効です。
⑥記録に残す
異変を察知して瞬時に記録をしくれるドライブレコーダー
ドライブレコーダーを使ってあおり運転を記録に残すことは警察に対処してもらう際の証拠として大変重要になってきます。
その際、ナンバーなどが映った映像が必要になりますので確認しましょう。
ドライブレコーダーのSDカードの交換をしていますか?
「あおり運転」による事件・事故により需要が急増したドライブレコーダーですが、必要なときに録画されていないという事例が報告されているようです。
ドライブレコーダーには録画したものを保存するためのSDカードが挿入されており、SDカードが消耗してしまうと録画が出来なくなってしまいますので、
定期的にSDカードのフォーマット(初期化)が必要です。「ドラレコを設置したのにいざという時に録画されていたなかった~!」なんてことにならないよう、こまめにSDカードを点検してください。
なお、SDカードは消耗品ですので、カーライフステーションではSDカードの定期的な交換をおススメしています。
ドライブレコーダーやSDカード交換に関することなど、スタッフまでお気軽にお問い合わせください!
今回ご紹介した6つの主な対処法を覚えておいて、いざという時冷静に対処できるようにしておきましょう。
ふだんから時間に余裕を持って家を出るなど、工夫をすることで心にゆとりが生まれ安全運転につながります。
「ゆずりあいの精神」を持って思いやりのある運転を心がけたいですね。