皆さんこんにちは
カーライフステーションの早坂です。
今回は、冬場に多くなるバッテリー上がりに関するご紹介です。
- バッテリーが上がった時の対処方法は?
- ケーブルをつなぐと聞いたけどやり方は?
- バッテリーが上がる原因は?
など、気になる情報について解説していきます。
この記事でわかることはこちら。
- バッテリー上がりの対処方法
- バッテリーが上がる原因
- バッテリー上がりの予防方法
それではご紹介します。
バッテリー上がりの対処方法
バッテリーが上がった時の対処方法は大きく3通りです。
- ケーブルをつないでジャンピングスタートをする
- ジャンプスターターを使用してエンジンを始動する
- 自分でバッテリー交換をする
それぞれ解説していきます。
ケーブルをつないでジャンピングスタートをする
これは自動車教習所でも教えている方法です。
車が2台ある時、もしくは予備のバッテリーがあるときに使える方法です。
専用のケーブルをつなぎ、電源を分けてもらうことでエンジンがかけられるようになります。
用意するものは2つ。
- ブースターケーブル
- バッテリーの上がっていない車です
ジャンピングスタートのやり方(ケーブルのつなぎ方)は次の通りです。
なお、作業を行うときは、救護車のエンジンは切って行ってください。
- 赤のケーブルを、故障車のバッテリーの赤の端子(+)につなぐ
- 赤のケーブルのもう片方を、救護車のバッテリーの赤の端子(+)につなぐ
- 黒のケーブルを、救護車のバッテリーの(-)端子につなぐ
- 黒のケーブルを、故障車の金属部分に繋ぐ
- 救護車のエンジンをかける
- 救護車のアクセルを踏んで回転数を高くした状態で1~2分ほど待機する
- 故障車のエンジンをかける
- 故障車のエンジンがかかったのを確認したら、ケーブルを外す(外すときは、4→1の順番で外していきます)
エンジンがかかったら、3時間ほどエンジンをかけっぱなしにすれば、多少は充電が回復します。
ただ、バッテリーの状態によってはすぐにバッテリーが上がる可能性もあるため、速やかにバッテリーを交換することをお勧めします。
カー用品店や、車屋であれば、バッテリー交換に対応してくれますので、お近くのお店で交換するようにしてください。
カーライフステーションでもバッテリー交換の対応を受け付けております。
緊急時は気兼ねなくご連絡ください。
ジャンピングスタートの注意点について
ハイブリッド車、EV車は救護車になることができません。
それぞれについているバッテリーに大量の電気が流れることで、システムの故障などにつながってしまうためです。
そのため、ハイブリッド車、EV車を使用してジャンピングスタートを行うことは厳禁とされています。
ただ、救助される側なら問題ありません。
ケーブルの接続先をよく確認したうえで、ジャンピングスタートを行ってください。
ジャンプスターターを使用してエンジンを始動する
上記のほかに、ジャンプスターターを使う方法があります。
ジャンプスターターとは、スマートフォンのモバイルバッテリーのようなものです。
車がエンジンを始動するために必要な電気を、一時的に分けてくれる装置です。
5,000円~10,000円程度で買えますので、もしものために備えておくのをお勧めします。
使い方はそれぞれの機種により異なりますので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。
一般的には、ジャンプスターターについているケーブルを、上記のブースターケーブル同様に接続すれば問題ありません。
自分でバッテリー交換をする
これは、ある程度慣れている人向けの案内です。
自分でバッテリーを外し、新しいものに交換するというものです。
ただ、やり方を間違えると大きな事故や故障につながるため、推奨はしておりません。
慣れていない方はプロに頼むようにしましょう。
バッテリーの充電について
時折、バッテリーの充電をしてほしいと依頼をいただくことがあります。
残念ながら、当社ではバッテリーの充電の対応は行っておりません。
後述しますが、バッテリーの残量が少なくなっているときは、バッテリーそのものが劣化しているなどがほとんどです。
お客様の手間と費用を抑えるという観点から、こちらの対応はしておりません。
アイドリングストップ用バッテリーについて
「アイドリングストップがついている車に、通常のバッテリーを付けることは可能か?」と時々ご質問いただくことがあります。
結論をお伝えすると、使えますが、車を運転していると、すぐにバッテリーが上がります。
アイドリングストップをする車は、頻繁にエンジン始動を繰り返すため、バッテリーに大きな負荷がかかります。
そのため、充電の機能や容量が大きい専用のバッテリーを使用する必要があります。
しかし、通常のバッテリーだとアイドリングストップの負荷に対応ができないため、すぐにバッテリーが上がってしまうのです。
バッテリーが異なることで、アイドリングストップが機能しなくなるなど車の機能も低下してしまいます。
また、再びバッテリーが上がることで、余分な費用が掛かるだけでなく、車のトラブルにつながる可能性もあります。
少し値が張りますが、専用のバッテリーを使用して交換するようにしましょう。
どの方法も難しい場合
道具がなかったり、慣れていない場合は無理に自分で対処しないのが無難です。
バッテリーを交換してくれるサービスを利用したり、ロードサービスを利用するのが良いでしょう。
まずは、ご自身の加入している保険会社に確認してみてください。
無料のロードサービスがある場合はそちらを利用するのも手です。
依頼すれば、レッカー隊員が駆けつけてくれます。
その場でジャンピングしてくれ、それが難しければ車屋へ運搬してくれるため、とても安心です。
カーライフステーションはロードサービスの受け入れ先となっております。
搬送してもらう際は、是非当社をご指定ください。
ここまでは、バッテリー上がりの対処方法について説明をしました。
次は、バッテリーが上がる原因を説明していきます。
バッテリーが上がる原因
バッテリーが上がる原因はいくつかありますが、代表的なものをいくつか紹介していきます。
- ライトのつけっぱなし
- ルームランプのつけっぱなし
- ずっと運転していなかった
- バッテリーの劣化(老朽化)
- ドライブレコーダーの駐車監視録画機能の影響
- 外気温が寒くなったため
大きくこれらの原因が挙げられます。
ライトのつけっぱなし
夜間や夕方ごろの運転で、ライトが必要な状態で運転をして、そのまま切り忘れてしまった場合です。
最新の車なら、ライトの消し忘れ防止機能などがついているため減ってきていますが、いまだに多くある原因の一つです。
指差し確認して、しっかり消し忘れの無いようにしましょう。
ルームランプのつけっぱなし
これも上記のライト同様、消し忘れが原因で起こるバッテリー上がりです。
車から降りる前に指差し確認をして、消し忘れをしないようにしましょう。
ずっと運転していなかった
バッテリーが放電してしまい、充電が無くなってしまい起こるバッテリー上がりです。
バッテリーの中に蓄えられている電気は、自然に放電されていきます。
長時間運転していない(充電していない)車は、蓄えた電気が完全に放電されてしまいバッテリーが上がってしまいます。
週に1度でも、30分ほど運転するだけでも違いますので、こまめに運転をするようにしましょう。
また、完全に放電してしまったバッテリーは著しく機能が落ちてしまいます。
充電してもすぐバッテリーが上がる可能性が高いため、早急にバッテリー交換をすることをお勧めします。
バッテリーの劣化
バッテリーは消耗品です。
お手持ちのスマートフォンなども、長く使用することでだんだん容量が減っていきます。
車のバッテリーも同様に、使用するほど劣化が進んでいきます。
交換の推奨時期は使用してから2~3年ほど。
これを超えて使用したバッテリーは、機能が低下してバッテリー上がりする可能性が高くなっていきます。
ただ、車の使用状況によって交換時期も変わってきますので、定期的に点検をしてバッテリーの状態を確認してもらうとよいでしょう。
ドライブレコーダーの駐車監視録画機能の影響
あおり運転を機に流行ってきたドライブレコーダー。
その中でも、バッテリーに線をつないで、駐車中も録画をしてくれるドライブレコーダーが存在します。
ただ、バッテリーに直でつないで電源を持ってくるため、通常の車より多く電気を使うことになります。
バッテリーが新品の時ならまだ安心ですが、ある程度使ってきた車だとバッテリー上がりの可能性が高くなります。
ドライブレコーダーの駐車監視録画の機能を使っている方は注意しましょう。
外気温が寒くなったため
バッテリーは、化学反応で電気を生み出しています。
気温が寒くなると、うまく化学反応が起きず、発電効率が悪くなってしまいます。
バッテリーが劣化してきていて、気温が下がることで大きく発電効率が悪くなり、
結果、バッテリー上がりが起きてしまいます。
冬場にバッテリー上がりが多くなるのはこれが原因です。
ここまで、バッテリー上がりの原因を説明しました。
最後に、バッテリー上がりの予防方法についてご紹介いたします。
バッテリー上がりの予防方法
車のバッテリーが上がるのを予防する方法は次の通りです。
- こまめにエンジンをかけて運転する
- 定期的にバッテリーの状態を確認する
- 交換時期になったらバッテリーを交換する
いずれも、定期的に点検を行うことで解決できるものばかりです。
特に冬場はバッテリーが上がりやすくなるので、こまめな確認を行うようにしましょう。
まとめ
今回は、車のバッテリー上がりについて対処方法と予防方法をお伝えしました。
- バッテリー上がりは、道具を使ってエンジンをかける
- 手っ取り早いのはバッテリー交換
- だめならロードサービスを利用する
- 電気のつけっぱなしや、バッテリーの劣化がバッテリー上がりの原因
- こまめな点検、交換がバッテリー上がりの予防につながる
カーライフステーションなら、定期的な点検も承っております。
完全予約制になりますので、「車の状態が心配」と感じた方はぜひご予約ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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