こんにちは!経営企画室の手塚です😊
今日は雨が降っていて寒いですが、だいぶ暖かい日も増えてきましたね🌸
スタッドレスって履きっぱなしはだめなの?
と、この時期よく聞かれます🚗 確かにせっかく夏タイヤに戻したのに雪が降ってしまったら・・・とか、色々考えるといつ履き替えるのが適切なのか悩みますよね😣
というわけで、今日はスタッドレスのお話です。
まず、3つの理由から1年中スタッドレスを履き続けることはおすすめしません❌
理由その1:ブレーキの性能が悪くなる
スタッドレスと夏タイヤとの大きな違いはタイヤのゴムの柔らかさです。もちろんスタッドレスタイヤのほうが夏タイヤより柔らかく、雪道でブレーキを踏んだ場合もしっかりと止まってくれます。しかし、乾いた路面をスタッドレスで走行した場合、硬い路面でスタッドレスが摩耗し溝が変形してしまうのでブレーキを踏んでから止まるまでの距離(制動距離といいます)が長くなります。
理由その2:タイヤ自体が滑りやすい
タイヤが柔らかいことがスタッドレスタイヤの利点ですが、タイヤ自体の構造上撥水性はよくありません。簡単に言うと、夏タイヤよりも滑りやすくなってしまうということです。夏時期の梅雨や台風で雨が降っている中を走行する場合は非常に危険です。
理由その3:タイヤの劣化が早くなる
外気温が上がると、当然路面の温度も高くなります。温度が高い路面にタイヤを晒し続けると、柔らかいゴムが固くなりやすくタイヤの劣化も早くなってしまいます。
実際にスタッドレスタイヤを1年中履き続けた場合、すぐにこういったことが起こるわけではありません。ですが、雪道の安全を確保するために履いているスタッドレスが逆効果になる場合があることを知っていただきたいです☃
では、適切な履き替えのタイミングは?
その年の天候によっても異なりますが、だいたい3月末から4月初旬ぐらいが適切と言われています。
目安は桜が咲く頃🌸です。
ちなみに走行距離によりばらつきはありますが、スタッドレスは国産のもので3~4シーズン使うことができます。タイヤの溝、ゴムの劣化は点検時にも確認させていただいていますのでご安心下さい🌷
しっかりとメンテナンスして新しい季節を迎えましょう😊♫