みなさんこんにちは
カーライフステーションの早坂です。
今回ご紹介するのは普段何気なく使っている車の鍵の作り方です。
俗にいうスペアキーの作り方です。
新しく鍵を作るという状況は突然訪れます。
メインキーをなくしてしまった!
車に乗る人が増えたので新しくカギを作りたい!
スペアキーがどこかに行ってしまった…
などなど
いざというときに困らないように、しっかりと覚えておきましょう。
車の鍵を作るのに必要な基礎知識
盗難の心配があるため、車の鍵はそう簡単に作ることはできません。
想像どおりですよね。
- どこで作るのか?
- 必要なものは?
- 費用はどれくらい?
- 作成期間は?
- 鍵の種類
の5つに分けてお伝えします。
どこで作ってもらうのか?
通常新しい鍵は、車を購入した先や、整備工場などの専門の業者に作ってもらいます。
ただ鍵の種類によっては対応が難しいケースもありますので、まずは問い合わせてみましょう。
最近主流のスマートキーなどは、簡単に作ることはできません。
確実なのは、ご自身の車のメーカーと同じ会社のディーラーさんです。
板キーと呼ばれている昔ながらの銀色の鍵であれば、ホームセンターなどにある、スペアキー屋さんで作成が可能です。
また、鍵開け専門の業者などでも、対応している場合があります。
ただし、評判の良くない業者もあるようなので、依頼する時にはどんな会社なのかを確認することをお勧めします。
必要な物は?
車の鍵はお店に手ぶらで行っても作ってはもらえません。
いくつか必要な持ち物があるので、忘れずしっかりと持っていきましょう。
必要な持ち物は次の通りです。
-
- 今使っている車の鍵(手元にあれば)
- 鍵の種類がどんなものかお店の人に確認してもらえます。
元の鍵を持っているようでしたらご持参いただくと間違いないでしょう。
- 鍵の種類がどんなものかお店の人に確認してもらえます。
- キーナンバープレート
- 車の鍵を作る際に必ず必要なものです。
無くても鍵は作れますが、なくすと時間がかかり割高料金になる可能性が高いのでご注意ください。
- 車の鍵を作る際に必ず必要なものです。
- 鍵を作りたい車(イモビライザー無しの車は除く)
- 今の車の鍵は作った後車に登録をするのがほとんどです。
登録しないとせっかく作った鍵が使えなくなりますので、登録したい車でお店に行きましょう。
- 今の車の鍵は作った後車に登録をするのがほとんどです。
- 今使っている車の鍵(手元にあれば)
キーナンバープレートとは
キーナンバープレートとは、車を購入したときに鍵についてくる銀色のプレートのことです。
数字が刻印されており、その数字が鍵番号になっています。
車のメーカーによってはプレートではなく紙になっているものもあります。
この番号を使って鍵を作るので、必ず無くさないように保管しておいてください。
もし無くしても、車があれば鍵の作成はできます。
ただ、車本体の部品を一部外してキーシリンダーに刻印されている番号を直接確認しなければなりません。
そのため、工賃や時間が余計にかかってしまいます。
繰り返しますが、キーナンバープレートは無くさないように、大切に保管しておきましょう。
イモビライザーとは
イモビライザーとは、車が盗難されないように鍵と車をIDで管理する仕組みのことです。
車の鍵を差し込んだ時に鍵の形以外にIDも確認されます。
どちらも一致することでエンジンをかけることができるようになっています。
ID登録が必要で通常の鍵と比べると特殊な鍵となっているため
同じ形をした鍵を複製するだけでは意味がありません。
鍵を作成した後で、車にも鍵を登録する必要があります。
登録は専用の機械がないとできないため、その分値段が高くなります。
イモビライザー付きなのか?確認方法
自分の車に、イモビライザーがついているのか?
よくわからない方も多くいらっしゃいます。
そんな時は、鍵をかけた後に、外から車のメーターを見てください。
メーターに赤いランプが点滅していればイモビライザーがついている車になります。
ご自身の車にイモビライザーがついているかどうかわからない場合は、この方法で確認してみてください。
費用について
気になるのが鍵を作る際の費用です。
鍵の種類によって金額が大きく異なるので注意が必要です。
特にご自身の車が少し古い車の場合は、イモビライザーがついているかどうかで金額が大きく変わってきます。
- 昔ながらの銀色の鍵 → 1,500円前後
- リモコンキー スマートキー イモビライザーキー → 1~5万円
- 外車の鍵 → 3~5万円
上記の金額は、鍵の種類 メーカー 依頼するお店によって変わります。
また、作ろうと思っている鍵が手元にあるのか?
無くしてしまって手元にない。
さらに、キーナンバーも分からない。
など、状況によっても金額が変わってきます。
詳しくは、依頼しようと思っているお店にお問い合わせください。
ご自身の鍵がどんな鍵かは次の項目をご覧ください。
作成期間
作成期間も鍵の種類によって、大きく変わってきます。
数十分待っている間にできる鍵から、1~2週間必要な鍵まで様々です。
待っている間に作れる鍵は、昔ながらの銀色の鍵です。
それ以外は、ほとんど1~2週間必要になります。
だから
「困った!今すぐ欲しい!」
という事態には答えられない場合がほとんどです。
そうならないためにも、あらかじめ準備しておくことをお勧めします。
鍵の種類について
車の鍵は色々種類がありますが、次のように分けることができます
- 電波を飛ばせる
- リモコンキー(キーレス)
- スマートキー
- 電波を飛ばせない
- 板キー(通称名)
リモコンキー(キーレス)
リモコンキーとは、鍵の持ち手などにドアのカギを開閉できるスイッチがついているものを指します。
鍵をいちいち挿して開けなくてよいため【キーレス】という言い方もされます。
よくスマートキーと混同されがちですが、リモコンキーはボタンを押すことでドアのカギを開けることはできますが、エンジンは、鍵を挿さなければかけることができません。
スマートキー
スマートキーはリモコンキーがさらにランクアップしたような鍵です。
最近は、このタイプの鍵が主流になっています。
鍵を持った状態でドアノブのボタンなどに触るだけでドアの鍵の開け閉めができるため、荷物を持った状態や、雨の日なども気軽に乗り降りができるのが特徴です。
鍵は手に持つ必要もなく、カバンや洋服のポケットに入れたままでもOK!
エンジンもボタンを押せばかけることができるため、むき出しの形で鍵がついていません。
ちなみに、万が一の緊急時にはドアの開閉を自力で出来るように、スマートキー本体に鍵が埋め込まれてます。
板キー
いわゆる普通の昔からある銀色の鍵です。
ドアのカギを開けるときに挿しこみ、エンジンをかけるときにも挿しこみます。
現在販売されている新車はほとんどリモコンキー以上の鍵のため、この鍵を見ることは少なくなってきました。
一部のグレードにスペアキーとしてついてくるのみです。
シンプルなつくりのため、ホームセンターの鍵屋さんでも鍵の作成をしてくれるところもあります。
ただ、複雑な模様の鍵を作成する場合だとうまく動作しない場合もあるのでお勧めしません。
注意!
通常、鍵屋さんでスペアキーを作成する場合、スペアキーからは作成してもらえません。
メインキーからの作成になるので注意してください。
まとめ
車の鍵の作り方を5つの項目に分けて説明をしました。
- どこで作るのか?
- 必要な物は?
- 費用はどれくらい?
- 作成期間は?
- 鍵の種類
お伝えした通り、基本的にはすぐに作成ができないことがほとんどです。
だから、必要なのはこの2点
- キーナンバープレートを無くさない
- 必要になる可能性がある場合は事前に準備する
鍵を複製する機会はあまりないと思いますが、一番可能性が高いのが「紛失」です。
紛失の場合、セキュリティーを考えると、複製するよりも鍵本体をすべて新しい物に変える方が安全です。
しかし、費用も相当掛かりますから、悩みどころです。
そうならないためにも、鍵の管理はしっかりと行い、十分注意してください。
カーライフステーションでは鍵の作成の依頼も受け付けております。
お困りの際は当社へお問い合わせください。
関連リンク
- カーライフステーションホームページ
- スタッフブログ:鍵のでんち 大丈夫ですか?
- スタッフブログ:スマートキーが壊れた時の対処法!
- スタッフブログ:冬場に多いバッテリー上がり!ケーブルをつなぐ対処方法!